飼育について

【必見】デグーのベビーを迎えたら、必要以上に環境を整えて飼育しよう!

ねこす
デグーのベビーをお迎えしたYO!

店頭で色々話は聞いたんだけど、ベビー時代の付き合い方でできるだけ失敗はしたくない。

どうするのが一番良いのか教えて!

デグーとともに生活して10年強、中の人シンジです。

デグーを含め、動物はベビーの頃から買うほどなつきやすい傾向があります。

そのためできるだけ小さいうちからお家に迎えたいという人も多いでしょう。

ただ、小さいということはまだまだ体の弱い子供です

人間の子供だって風邪をこじらせやすいですし、お国柄の違うデグーにとってはなおのことです。

ここではデグーをベビーから飼育したい人へ、デグー飼育の注意点をお話していきます。

Contents

デグーのベビーを飼育する上で注意したいことは3つ

デグーのベビーをおうちに迎えるにあたって守ってもらいたいことは3つです。

ポイント

・飼育環境を整える

・食べやすい餌を用意する

・できるだけ静かにしておくこと

ではひとつずつ見ていきます。

飼育環境を整える

まずはベビーデグーが体調を崩したり怪我をしたりしないような飼育環境を整えましょう

デグーは比較的気温や湿度の安定した、恵まれた環境で生きている生き物です。

ですので下記の条件は必須です。

ポイント

気温23~28度

湿度50%前後

身体の軟やベビーデグーにとって、この環境は必須です。

夏や冬というのは意外と皆さん気をつけるので問題ないでしょう。

ただとくに注意が必要なのが春と秋です

春や秋は人間にとっては割と快適な季節ですが、デグーにとっては肌寒さを感じる日が多くあります。

暑さが続いた日々から急激に変化をしていく秋なんかは、デグーにとっては恐怖ですね、

日中は25度前後あったはずなのに、夜間は急に15度ぐらいまで下がったりと気温が全く読めません。

かならずペットヒーターを入れてあげてください

ちなみに僕の住んでいる北陸地域では、10月頭ぐらいから5月終わりまでは、ヒーターをほぼ毎日入れています。

ちなみに夏のデグーの環境についてはこちら。

デグーが夏を快適に過ごすための対策!もちろん冷やすだけでは駄目です

冬の環境についてはこちら。

デグーの冬対策2020!デグーと冬を快適に過ごすための方法

こちらの記事を参考にしてデグーの最適な環境づくりを行ってください。

デグーにとって必要なものについてはこちらの記事でご紹介しています。

デグー飼育に必要なケージや餌など10選!これを見ておけば必要なもの揃います。

食べやすい餌を用意する

デグーの餌に関しては、基本的にショップで使われていたものと同じものをあげておけば間違いは有りません

とはいえここはあまり神経質になる必要はないと思います。

ただ食べ慣れたフードからいきなり別のフードに変えたりすると、食べてくれなかったりフードが合わなくて下痢などをしてしまう場合があるらしいです。

どうしても自分のうちではこだわりのフードを上げたいんだという人は、いきなり与えても食べない場合がありますから徐々に切り替えていきましょう。

とはいえ大人になってからでもフードの切り替えは可能です。

なので小さいうちはそのまま食べていたものを上げたほうがストレスは少ないかもしれませんね。

もちろん牧草もたくさんあげてください。

この頃にペレットばかりを食べる習慣をつけさせてしまうと、後々牧草を食べてくれなくて困った自体になりやすいです。

デグーにはチモシーが一番?デグーにおすすめの牧草と食べるようにする3つの方法。

まとめると、

・ペレットはショップの使っていたものを適量。

・牧草は目一杯

こんな感じで牧草食に慣れさせてあげてください。

できるだけ静かにしておくこと

つれてきたデグーがベビーということは、実はかなり過酷な環境です。

・親から離されて間もない

・ショップに並んで間もない上にうるさい環境

こんな環境を生きているわけですから、ストレス満載の危険性があります。

そんな身の上にさらにわけのわからないところにつれてこられるわけです。

いきなりコミュニケーションを取ろうとすると、ち着けるものも落ち着けませんしなれるものも慣れません

ベビーデグーを持てる最高の環境で出迎えて、できるだけ触らず騒がず。

世話も餌と水換え程度の最低限で済ませて、しずかに環境に馴染んでくれるのを待ちましょう。

デグーとは長い付き合いになります。

「最初の1ヶ月ぐらいはなつかなくてもいいじゃん」ぐらいで見守ってあげてください。

デグーはとてもなつく生き物ですけど、焦りは禁物

ツイッターなどでデグーアカを覗いているとベタ慣れな子を見ます。

・連れてきたその日から手に乗ってきた

・もうぐっすり眠ってるなど

驚くべき順応性を見せるデグーがいます。

うちの子もそうでしたが、その日に手に乗ってくる子も確かにいます。

いきなり名前を覚えてくれるなんて羨ましいですね。

ただここは完全に個体差です。

ヤフー知恵袋などを見ていると

「迎えて三日目。デグーに噛まれてもう嫌になった」

そんな声をみかけたりします。

これは焦りすぎです

悟空の瞬間移動能力を知らないせいで、彼の到着を待たずして地球に降り立ったフリーザを倒してしまったせいで、歴史を変えてしまったトランクス並みに焦りすぎです。

まわりを見てるとすぐになつくと言ってるのに、うちの子はそうではない。

だからと言って、この子はだめだなんて決めたらだめですよ!

先ほどお話したとおりで、デグーのベビーはとくに環境の変化にさらされ続けている場合が多いです

時間をかけて、ステップを踏むように仲良くなりましょう。

デグーと仲良くなる飼育法はこちらにのせています。

デグーがベタベタに懐く!うちに迎えてからの飼い方実践編!

噛み癖はある程度は許容が必要

デグーの噛み癖は、しつけることである程度抑えることが可能です。

ベビーデグーを連れてくると、噛み癖のある子がいますね。

これがおとなのデグーになってくると力も強くなりますから、強く噛まれてしまうのではないかと思うとかなりの恐怖です。

どうにかして噛み癖は抑えたいところですね。

そんなデグーの噛み癖を抑える方法はこういった方法があります。

ポイント

・噛まれたら息を強く吹きかける

・できるなら噛まれたまま押し返す

・鼻を軽く突く

ではそれぞれ見ていきます。

噛まれたら息を強く吹きかける

一番簡単な方法はこれです。

デグーに噛まれた瞬間に強く息を吹きかけてみてください

噛んだ瞬間に強く息をかけることでデグーは驚いて隠れます。

そうするうちに「噛むと息を強く吹きかけられる」と学習して噛むのをやめます。

でもまれにこれに耐性のあるデグーもいて、逆に気持ちよさそうな顔をみせます。

その場合は次の方法です。

できるなら噛まれたまま押し返す

噛まれた指をぐっとデグーに押し返します

口の中に指を突っ込むような形になりますので、デグーにとって苦しい体勢になります。

なのでデグーも噛むのをやめてくれます。

大体はこのどちらかで辞めてくれるはずです。

鼻を軽く突く

どうしても治らない場合は、噛まれたときに鼻をぐっとつついてみましょう

動物は鼻を突かれるのがとても苦手です。

デグーも例外ではなく、嫌がりますね。

ただこれは敵意として取られる場合もありますから、あまりおすすめできません。

デグーとの関係を良好に保ちたい場合は、できるだけ最初の2つの方法で根気よく教えましょう。

ただ注意してほしいのは、これらのしつけ行動はある程度デグーが大きくなって、信頼関係ができてからやってください

先程のように家についてから1週間程度の人間関係なのに、いきなりこういったことをされると、人間が恐怖の対象になってしまいます。

家に迎えた当初にデグーが噛むというのは、人間が恐怖の対象であるからです。

げっ歯類にとって噛むという行為は、自分の身を守る最終手段です。

身を守ろうとして噛むわけですから、それはいきなりスキンシップなどを取ろうとしたあなたが悪いです。

デグーのしつけられる噛み癖は、スキンシップの噛み癖です

デグーが噛むのは、デグー同士の毛づくろい的な意味合いがあります。

噛み癖を完全に矯正するのは難しいです。

ですので強く噛んでくる場合は先程の通りしつけたほうが良いですが、痛さを感じない程度の甘噛ならある程度許容しても良いかもしれません。

うちのデグーのパピオもそうで、うちにつれてきてすでに3ヶ月ですが今でも薄皮を噛むような甘噛をしてきます。

そしてそれを許容していると強く噛まれます。

そんなときに息をフッと強めに吹きかけてやめさせます。

そんな感じでデグーとのコミュニケーションの一つとして、しつけをしましょう。

ベビーデグーを迎えるというのはとてもワクワクしますし、それと同時に不安もあります。

ただ迎えたからには家族の一員として、良好な関係を築けるようにお互いを尊重して同居しましょう。

 

デグーの飼育にかかる費用と初期費用について。毎月3,500円は見ておきましょう。

デグーは放し飼いでストレスフリー?デグーにも飼い主にも危険です。







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