デグーを飼育してみたいんだけど、飼育にかかる費用ってどれくらいかかるんだろう。
自分の生活に負担がかかるほどお金がかかるようだったら後々困るから、だいたいどれぐらいお金がかかるか教えてほしい。
どうも、中の人シンジです。
デグーって草食性の小動物なので、それほど飼育にお金がかからずに導入できるような印象があります。
ただいざデグーを飼育し始めたとき、デグーの飼育にどれぐらいの費用がかかるか把握しておかないとこんなにお金がかかるなんて!と驚くこともあるでしょう。
ここではデグーの飼育にかかる費用を、できるだけリアルな話でお話していきます。
Contents
デグーを迎えるのにかかる費用25,000円
まずはデグーをお家に迎えるときにかかる費用です。
デグーにとって十分な飼育環境を整えるためにはそれなりのお金がかかります。
しかしデグーが一生を過ごす家ですから、できるだけ良い環境を整えてあげたいですね。
デグーの飼育環境にかかる費用
デグーには独特の用品が結構あります。
中で満足に飛び回れる広さのあるケージはもちろんのこと、岩場のようにとんで移動するステージや回し車、体をきれいに保つ砂浴び用の入れ物などが必要です。
デグーにとって最低限必要なものは、こちらの「デグー飼育に必須なケージや餌などの10選!」にてご紹介しています。
こちらでもご紹介していますがデグー飼育の環境を作る費用として25,000円は覚悟しておきましょう。
デグーを迎えるのにかかる費用
飼育環境が整ったら今度はお迎えするデグーですね。
こちらは購入するショップや方法、さらには毛色の種類などによって大きく異なってきます。
アグーチと言われるノーマルで1万円前後、ブルーやパイドなどで1万3千円から珍しいブラックカラーなど10万円を超えるものまでと、幅広い価格帯です。
デグーの購入費用については「デグーの色による違いってあるの?」で詳しく説明していますのでご参照ください。
デグーの生活費は3,500円
デグーはハムスターとかに比べると、お迎えするだけでもけっこうな費用がかかります。
次はそのデグーが生活していくのにかかる費用をご説明していきます。
エサ代
デグーの飼育費用で、常にかかり続けるものの1つがエサ代です。
デグーの餌にはペレットと牧草の2種類が必要です。
とくに牧草はデグーにとっての主食なうえ、歯の伸び過ぎを防ぐ目的で暇があれば割と頻繁に牧草をかじり続けています。
そのうえデグーにとっても牧草の好みの部分があるようで、かじりはするけど食べずに床に捨てるということも多く、さらに香りが飛んでしまうと美味しくないようで残っていてもほとんど食べません。
ですので毎日けっこうな量を与えてけっこうな量を廃棄していますから、牧草の消費は思いの外早いです。
うちのデグーの場合は、500g程度の牧草であれば1ヶ月ほどで消費してしまいます。
もし床材と兼用するのであれば、この倍近い量が必要となるでしょう。
ですから高級な牧草を上げるのもいいですが、安価で香りのある牧草を選んだほうが得策です。
うちは500gで400円ほどの一番刈りチモシーを与えています。
香りが飛びにくいようにチャックが付いているので、非常に重宝しています。
ちなみに補助食であるペレットは、意外にお金はかかりません。
草食性のペレットだからかよくわかりませんが400gで800円ほど。
それを一月で消費する程度です。
このデグーのペレット選びに関しては「デグーのおすすめの餌3選!これで餌選びはもう迷わない。」で牧草選びに関しては「デグーにはチモシーが一番?デグーにおすすめの牧草と食べるようにする3つの方法。」にて詳しくご紹介しています。
というわけで、エサにかかる費用をまとめると、一ヶ月で約1,600円です。
砂浴び用の砂
デグーは定期的に砂を浴びないとベトベトした見た目になり、砂を浴びることで体の皮脂を落として皮膚の健康を保っています。
そのためデグーにとって砂浴びは必須です。
デグーはそれほど細かい砂は必要なく、むしろあまり細かい砂を使うと目に入ったりして危ないので、粒の大きめのやつを使いましょう。
これも砂が汚れてくると浴びてくれなくなってきますから、定期的に交換が必要です。
これも1月に一袋ぐらいですので、約300円です。
床材
デグーはトイレを覚えないので、ある程度頻繁に掃除しないとけっこうニオイます。
うちの場合は新聞紙を床材に使っていますからプライスレスです。
が匂いなどをきにしてペットシーツなどを使うのであれば、ある程度お金がかかってきます。
うちの場合はペットシーツを使った時期もありましたがあっという間にビリビリに破られ、成分が体に悪そうなのでやめました。
電気代
日本の四季は、この国に生まれ育った我々にとっても快適なものではありません。
それは海外から来たデグーにとっては当然で、さらに厳しい環境です。
ですから冷暖房は重要です。
うちの場合デグーがいるのは人がよくいるリビングですので、夏場はほぼエアコンつけっぱなしです。
冬場はヒヨコ電球で暖房していますが、ほぼ24時間つけてるわけなので使用前と使用後を比較できません。
そこで電気代を計算で割り出します。
40w(出力)÷1000(単位切り替え)×24h(使用時間)×20円(電気量)=19.2円
19.2×30日=576円
ひよこ電球を一ヶ月間つけっぱなしにすると、だいたい576円かかります。
さて、ここで今まで計算した費用をまとめてみます。
毎月必ずかかる固定費は、牧草400円×2、ペレット800円、砂300円で合計1,900円程です。
冬場はそこにヒーターが付いてくるので、600円追加の2500円ほどとなります。
夏場のエアコン代も人間と相殺すればその程度でしょうから毎月2,500円ほどを目安としておけば間違いないでしょう。
うちの猫のエサ代程度ですので、割とデグーの飼育費用は良心的です。
ドキッ
デグーのもしもの時用に抑えておきたい金額
餌や砂代など毎月の飼育費というのも重要ですが、デグーも歳を取ると病気になりやすくなります。
うちのデグーのまゆぞうも5歳を超えた辺りから、結膜炎を一度患うと自然治癒しなくなってきました。
こういった結膜炎など目薬で済む病気もありますが、歯のかみ合わせが悪くなる不正咬合や事故による骨折、病気による腫瘍など場合によってはけっこうなお金がかかります。
できれば毎月1,000円ほどデグーの病気貯金をしておけば、後々の病気や怪我などが起こった際に、スムーズに診察できます。
デグーの飼育費用は毎月約3500円ほど
これまでの費用を合算していきます。
平月はエサなどで平均的に2,000円。
ヒーターやエアコンが必要な時期は600円ほど追加です。
そしてもしもの時用に毎月1,000円計上しておけば病院にも行きやすいですね。
ですので毎月3,500円ほどをデグーの飼育費用として毎月計上しておくと安心です。
常に決まったお金を最低限用意しておけば、今月お金が足りなくて牧草が買えない!なんてことも防げますし、病気の時も受診費用を恐れる必要はありません。
定期的な積立で、素敵なデグーライフを!
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