デグー用品

デグーの足元を担う敷材やすのこ。何が一番オススメ?

ねこす

デグーってすんごく散らかすんだけど!

朝掃除したら夕方にはもうチモシーや敷材が飛び散ってて掃除が大変。

もっとかんたんできれいを保てる方法ってない?

デグーを飼育して10年、小動物を飼育して25年の中の人シンジです。

デグーを飼ってる人なら一度は悩むであろうデグーの散らかしグセ。

敷材として入れたはずのチモシーや木のチップなどが、ケージを爆心地のように周りに飛び散っているさまはなかなか圧巻です。

まめに掃除するのが一番ですが、なにか良い対策はないかといつも頭を悩ませます。

Contents

デグーは散らかしの貴公子。敷材をばらまく

デグーを初めて飼育したとき、僕はそれまでハムスターぐらいしか飼育したことがなかったため、ほぼそれと同じような環境でデグーを飼育していました。

気をつけたことは一応草食性だということは聞いていたので、アレルギーの出にくいと言われるアスペンチップの他に、チモシーを床に敷いたぐらいです。

その当時から、僕に大きな悩みがあったのです。

デグーが思いの外チップや牧草をすごいばらまくのです

ハムスターでは経験し得ないほどの散らかしっぷりと、牧草と木のチップを床材として使ってデグーを飼育していたはずなのに、デグー特有の匂いの染み付いたチップと牧草。

さらにはうんこも飛び散っており、掃除が大変!

日に日に発狂していたことを思い出します。

デグーは脚力が非常に強いこともあり、何でも散らかします。

牧草やうんこはもちろんのこと、砂を浴びた後は全力でブルブルして拡散しますから、ケージ周りはとてもジャリジャリになります。

ですから金網タイプのケージで飼育する場合は、頻繁な掃除が必要になることを覚悟して下さい。

ケージには金網タイプの他に水槽タイプもあります。

詳しくは「デグーにとってちょうど良いケージってなに?おすすめのケージをご紹介」でお話しています。

 

金網飼育は足を引っ掛けたり危険?

そんな散らかし王子のデグー。

「もっと上手に飼えないかな」と悩んでいたときに出会ったのが、サンコーから出ているイージーホーム40などのような金網タイプの足場です。

インコを飼育する鳥のケージのように糞尿は金網の下のトレーの中に落ちていき、牧草など多少は飛び散りますが衛生面はかなり改善されます。

僕もこれを発見したときは、まさしくこれだ!と思いました。

ただインコなど、枝にとまることの多い生き物であればそれほど悩まないかもしれません。

しかし地面で活動するデグーにとって、金網タイプの足場は足を引っ掛けてしまう危険があります。

あれだけ激しい運動をするデグーですから、ふとした瞬間にハマってしまうこともあるでしょうし、ステージ登るのに失敗して落ちてしまったときなど、変なふうに入ると非常に危険です。

というわけで、多くの飼育者からはそのまま使うのはあまりおすすめされていません。

 

すのこは足に優しいけど破壊されちゃいます。

そこで僕も一時期試していたのが、金網+すのこのフロアです。

すのこはプラスチック製や木製など様々あり、ケージのフロアに合わせた大きさのものを選んでもらえば問題ないでしょう。

金属に比べればプラスチックや木は柔らかいですから、飛び回ったときの足への負担も少ないです。

サンコーのイージーホーム40であれば、イージーホーム80のオプションで用意されている、プラスチック製のすのこを半分使ってあげるとぴったりサイズです。

 

 

ただこちらは元々うさぎサイズを想定して作られているからか、すのこの穴が非常に大きいです。

そこでうちの場合は、そんなすのこの代わりに更に網目の細かい鉢の底に敷くようなプラ網を利用していました。

 

 

これでデグーの足への負担は大きく減らせることが期待できます。

しかしデグーはその期待をかんたんに通してくれないのです。

 

破壊されます

そう、プラスチック製品なんてデグーの歯によってかんたんに破壊されてしまいます。

ただ破壊されるだけであれば、なくなったら新しいのと入れ替えるだけなのでそれほど悩むことはありません。

問題なのはその齧ったプラスチック製品をそのまま飲み込んでしまうことです

食べてしまったプラスチックはもちろん消化されることはありませんから、そのまま腸までいってしまいます。

少量であればそのままうんこと一緒に出るでしょうが、そこでとどまったりしてしまおうものなら腸閉塞で即入院です。

デグーにとってよろしくない事態が容易に想像できます。

最初は万全だったプラスチックすのこも、交換してから2日で半分かじられるようになった時点でとりやめとなりました。

かじって壊さない子には非常におすすめですよ。

 

金網に木製すのこや、わらマットが安心。

プラスチック製品はデグーの健康を考えるとあまり得策ではないことをお話しました。

となると次の解決法は木製すのこです。

木製のすのこは齧っても問題ありませんし、汚れても水で洗って陰干ししておけば十分に清潔な状態を保てます。

こちらのイージーホーム60や80専用のものであれば、接着剤や金属は不使用ですから安心して使えますね。

 

 

ただ残念ながらイージーホーム40にはピッタリのサイズがありません。

なのでもし40で木製すのこを使う場合はちょうどよいサイズを探すか、イージーホーム80ようのすのこを半分に切って使う必要があります。

うちではわらマット使ってます。

ちなみにうちのまゆぞうは、すのこではなく”わらマット”を定期的に交換しながら使っています。

わらマットは食べても安心ですし、柔らかいので足への負担も問題ありません。

ただサイズは床面積に比べると小さいです。

とはいえ床面積の半分弱はカバーしてくれますし、うちの場合はほとんどケージの後ろの方でばかりおしっこをするので、その辺りをあえて金網スペースにしておくことでトイレとし、わらマットの汚れを回避しています。

 

 

もちろんわらマットの上では全くおしっこをしないわけではありませんし、気がつけばどんどん破壊されています。

なので定期的な交換が必要です。

 

デグー飼育者の敷材について

こういった経緯を経て、うちのデグーは標準の金網プラス、わらマットという組み合わせが良いという結論に至りました。

では他のご家庭ではどのような足元になっているのでしょうか。ツイッターからちょっとご紹介していきます。

 

やはりイージーホーム80用のすのこが一番使いやすいみたいですね。

専用設計なんじゃないかと思えるほどぴったりサイズなので、交換や掃除なども非常に楽です。

デグーが破壊神でなければ、これが一番デグーにも飼い主にも優しいのではないでしょうか。

 

標準の金網のすのこは、やはりメンテナンス性が抜群です。

うちの場合はわらマットを床に置くということで1つの解決策を出しました。

それでもステージや回し車、ハンモックなど地上以外で休めるスペースが多ければ、デグーにとっても排泄物と一緒に寝ることもないので、衛生的かもしれません。

 

調べていくうちに金網の上にさらにアルミのメッシュを載せて、その上に木製のチップを敷くという方法もありました。

このアルミメッシュがちょうど木製チップは落ちないで、うんこだけは落ちていく大きさなので、排泄物の管理にもちょうどよいようです。

 

うちも猫のトイレ用に木製チップを使っているので、これはいいアイディアだと感じました。

 

みたところこのタイプのアルミメッシュが扱いやすく、サイズもちょうどよいようです。

 

 

そしてうちの猫も使っている木のチップはこれです。

 

これを使用する際は、アルミの端っこでデグーが怪我をしないように十分に注意して加工してください。

 

すのこ部分を完全に外して床材を敷くのもありです。

やはり金網やすのこではデグーの足元が可愛そうだという意見もありますから、一番デグーに優しい方法でしょう。

ただ飛び散るものは激しいですし、相手は破壊神なのでケージだろうと容赦なく穴を開けます。

脱走には注意しましょう。

飼いやすさとデグーの体調をバランス良く

もちろんデグーファーストの考え方は大事です。

ただそれで掃除の時間がしっかりとれず、不衛生になっていては本末転倒です。

うちはこの金網+わらマット生活で6年間快適に生活してきていますし、掃除も非常にしやすいので助かっています。

あなたも快適なデグーライフを送るために、いろんな飼い主さんの買い方を参考にしてみてください。

 

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