デグーについて

野生のデグーは何を食べてどれくらい大きくなるの?生態に迫ってみる!

ねこす
デグーってエサに対して執着がすごかったり遊ぼうと思ったら逃げられたり、なんだかすごく警戒心が強いよね。

これって野生下のデグーがかなり過酷な状況で生きてるからなの?

野生のデグーってどんな生活してるか知りたい。

どうも、中の人シンジです。

デグーは気がつけばペットショップに並んでたり、SNSで話題になったりと急に浸透してきました。

しかしうさぎなどのようにもともと日本に馴染みのある動物ではないため、情報が少なくて野生の生活もあまり知られていません。

そこで今回は野生のデグーの生活を紐解いていきます。

そこをくみ取れば、なぜデグーは鷲掴みにしたら断末魔のように叫ぶのか。

そして餌を取ろうとしたら断末魔のように叫ぶのか、わかるはずです。

では早速いってみましょう。

Contents

野生のデグーの生態!

では早速野生下のデグーの生活圏と日常の生活、そして寿命について3つのポイントからお話していきます。

  • デグーの生活圏
  • デグーの日常生活
  • デグーの野生下の寿命

 

デグーの生活圏

デグーは、アンデスの歌うネズミと言われるだけにアンデス地方に住んでいます。

国で言うとチリあたりで、標高1200m以上の山岳地帯で生息しています

標高1200mといわれてもピンときませんが、日本で言えば阿蘇山の高さが1,300~1,500mほどです。

つまり阿蘇山の頂上に、デグーは生息しているような感じです。

この生活圏から考えられるポイント。

・もともとあまりエサのない地域なので、粗食ぐらいがちょうどよい

・岩場を飛び回る跳躍力をもつので、高さのある広いかごが必要

ということです。

岩場を駆け巡るための跳躍力もあるし、食べ物もあまりないだろうから粗食なんだということは容易に想像がつきますね。

粗食で行きてきた彼らにとって、一粒のペレットも失うと死活問題、だからあんなに食事には厳しいのかもしれません。

ただ最近の話では意外に標高の低いところにも生息しているようで、ぶどうなどの甘いものを食べて糖尿病になってる野生のデグーも発見されているそうです。

デグーの日常生活

デグーは基本的に昼行性の動物で、ある程度のデグー集団で群れて生活しています。

そして主に食べ物は草や木のみ、種子類を食べています。

複数種類の鳴き声を発しながら声でコミュニケーションを取っていますし、最近の研究では道具を使うネズミとして発表されるなど、とても頭の良い生き物です。

そう考えると、デグーは結構高度な社会生活を営んでいます。

野生下の生活から考えると、

・夜は暗く、静かな場所で寝かせてあげる必要がある

・一日に2,3回はもしくは1時間はデグーと遊んであげる

・集団生活のデグーにとっては飼い主がいないと寂しい

といったことが必要なのがわかります。

デグーって鳴き声のバリエーションがなかなか多いので、研究すればデグー単語帳を作れるかもしれませんね。

デグーの寿命

野生下では2年もいきないそうです

これはなかなか衝撃です。

老衰というよりも天敵の猛禽類や気候の変化などでやられてしまうようです。

デグーが鷲掴みにされたときに断末魔を上げるのはこういった理由からなのです

ですから絶対にやめましょう。

うちのデグーの危機感のない顔を見てるとそんな気は全然しませんが、逆に頭がよく危険がないと判断しているからあんなアホな顔をしているのかもしれません。

・アホな顔

ちなみに飼育下では6-8年ほどだそうです

デグーは野生下では過酷な生活をしている

今回はデグーの野生下での生態でした。

まとめ

  • デグーは野草を中心とした栄養価が少なく岩場などが多い土地で生活を営んでいる。
  • 食物連鎖でも下の方に分類されるので天敵も非常に多くおり、猛禽類からは格好の的。
  • そんな中で集団で移動しながら生活している、ある意味遊牧民みたいな生き物。

こういった背景があるデグーですから、食べ物への執着や人への慣れも非常に速いのがよくわかります。

ですから嫌がるようなことはできるだけせずに、人に懐くこともほぼ間違いありませんから気長に暮らしていきましょう。

デグーの話についてもっと聞きたいことなどありましたらコメント欄などから聞いてください。

 

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